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思い出補正はお付けしますか

好きなものを好きだと書きたい。

ドラゴンボールの思い出1【ロストジェネレーション】

僕と同世代、現在の30歳前後の殿方は、ドラゴンボールが好きだ。

舞空術を信じ、プールの授業でかめはめ波を模倣し、風呂上がりに身体から出る湯気を金色に変えようとした世代だ。

 

還暦を迎えた父も大好きだし、甥っ子も現在放送中のドラゴンボール超に夢中だから、ドラゴンボールは非常に幅広い世代に受け入れられている。日本だけでなく世界で。

 

僕らの世代は特に感受性の強い時期に放送時期が重なっていた。幸運なことだ。

 

 

しかし、悲しいことに正確な年代は不明なのだが、確実にハザマの世代が存在する。

全アニメ、全漫画の中での最強の男は誰か?という質問に「孫悟空」を挙げることの無い世代が。

 

学生時代(8〜9年ほど前)、コンビニでアルバイトをしていた時の話だ。

お父さんに連れられた5歳くらいの子が、「一番くじ」の景品の悟空をみて

「欲しい欲しい!」と目を輝かせていた。

お父さんが「でも、この人(悟空)誰か知らないでしょ?」と聞くと

坊やは「ドラゴンボールの・・・人?」と答えていた。

一番くじは買ってもらえなかった。

 

あの子も今、ドラゴンボール超を観ているだろうか。その他のハザマの世代の方も。

 

ドラゴンボールを失った世代を思うたび、吉井和哉さんが唄う“いつか途切れた夢の続き始めよう”という歌詞が沁みるのである。