思い出補正はお付けしますか

好きなものを好きだと書きたい。

雪国で暮らす時の用意

東京出身ですが、転勤族だもので全国を転々としております。

北海道旭川市にいたこともございまして、寒冷地の暮らしはかなりカルチャーショックがございました。

 

4月になると新入社員の皆さんが、雪原に放り出されることもあると思います。

昨年も色々聞かれたので書いておきます。

旭川とまでは言わないまでも、雪国に住むことになった方は下記を参考にしてもいいよ。(しなくてもいいよ。)

 

 

【家選び】

①ストーブ

雪国の家は隙間風を通さない堅牢な作りですが、暖かさはやはりストーブに由来します。ガス、電気等色々ありますが、雪国(寒冷地)では基本的に換気の要らないFF式石油ストーブを選んで頂ければ間違いないと想います。(ただの「石油ストーブ」は換気が必要で面倒です」)

FF式石油ストーブは、必要最低限と思っても10万円を超えてきたりしますので、家選びの際には「ストーブ付き」を選ぶといいです。東京に持ってっても使わないしね。ストーブ付きの家はそんなに珍しくないです。

そして可能であれば、「灯油タンク付き」の住宅 がいいです。

家の外に灯油タンクがあって使った分だけ払う方式ですね。タンクの管理は大家さんです。

タンクがない場合どうなるかというとホームセンターとかで灯油を買ってきて無くなる度に自分で補充することになります。

すぐ無くなるので結構面倒ですし、こぼしたりするとすると非常に臭いですよ。

 

 寒冷地エアコンは使ってないのでわかりませんが、今灯油が安いのであえてエアコンにしなくてもいいとも思います。

水道凍結防止のためにストーブを点けっぱなしにするケースも珍しくない(オススメはしませんよ)のですが、その場合はエアコンの方が安心ですね。

 

②駐車場

雪深い地域では「雪かき」が必要になりますが、この回数が少なければ少ないほどストレスの無い生活ができます。特に駐車場。雪かきは本当に面倒臭いです。特に一人暮らの女性とかだとかなり辛いんじゃないかなーと。

 

サボってると車が氷塊になりますし、自宅の駐車場でJAFのお世話になるなんてこともあります。

と、いうわけで駐車場選択は本当に重要です。好みにもよりますが、

カーポート(屋根付き駐車場)ロードヒーティング>>立体駐車場>>>青空駐車場

の順でオススメです。

立体駐車場は雪落としてから入庫しないといけなかったり、朝順番待ちになったりするのでストレスがあります。

ロードヒーティングもいいですけど、道路と駐車場に段差が出来て車高の低い車は底面を擦ったりしますので要注意です。

 

 

③お風呂

お風呂に暖房が付いていると幸せです。ほんとに。

高望みになるかもしれませんが、可能ならつけておいて損はないです。

また雪深い地域はベランダに洗濯物は基本的に干せません。サンルームがあれば最高ですが、無い場合が殆どですので「脱衣所が広い」家がオススメです。リビングに干すとお客さん来るときとか洗濯できなくなりまっせ。

 

④マンション?アパート?

基本的に世帯数が多い方が暖かいです。世帯数の少ないアパートだと、家に帰ると家がキンキンに冷えてますし、長期留守にする場合は基本的に「水落とし」が必要になります。

 

※水落とし

水道管にある水が凍らないように元栓を閉めた後、蛇口付近に残った水を全部排出させて凍結を防ぐのです。トイレとか台所の下とか洗濯機とか全部ですよ。

 

マンションだと大体立駐になるのでこれも好みです。

出張が多いならマンションの方が良いと思います。

 

ちなみに家賃が異常に安い地域なんかだと一軒家の賃貸も余裕で射程圏内になりますが、雪かきの範囲が広くなり、場合によっては屋根の雪落としが必要になることを覚悟してください。

 

⑤物置き

雪かき道具、夏冬のタイヤ等置くものが増えます。収納スペースか、外に物置があると便利です。

タイヤはディーラーとかに預けてもいいですし、雪かき道具は玄関でもいいので可能であればくらいの認識で良いと思います。

 

 

【車選び】

車は詳しくないですが、雪国では原則、「FR(後輪駆動)はNG」ですBMW等一部の車種は良い噂も聞きますが、坂道どころかちょっとした段差も登れなかったりします。

FF(前輪駆動)でもいいですが、基本的に四駆がベターだと思います。埋まっても自力で脱出できるし。

 

車高が低い車はバンパーがボロボロだったりしますんで、ある程度車高が高い車がいいんじゃないでしょうか。後輩なんかには国産のSUV買っておけば間違いないと言ってます。

車を暖かい他の都府県から持ってくる場合、スタッドレスタイヤはもちろん、エンジンオイルを寒冷地仕様する必要があったりするのでお気をつけください。

 

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以上です。

他何か思い出したら追記します。

たまにこういう比較的真面目な記事も書くようにしますすいません。